株式会社ナニワの企業情報や自社ブランドについて

北海道内に拠点を置きながら、全国規模で活躍している株式会社ナニワという企業があります。ナニワは、創業から90年以上が経過している老舗の部類に入る企業なのですが、常に向上心を持ち続け、新しいことにチャレンジを続けています。今回は、自社ブランドも好評な、株式会社ナニワについての情報をご紹介していきます。

■株式会社ナニワの企業情報
こちらの会社は、名前からすると大阪の企業のように思われるかもしれませんが、実は北海道の札幌市にある会社です。メーカーと小売業者とを繋いでいる卸売問屋として成長を遂げている企業です。これまでも、メーカーから一度に大量に商品を仕入れることによって、販売価格をリーズナブルにすることで順調に業績を拡大してきました。

ナニワの創業は1929年の12月、設立は、1950年の2月になります。すでに創業から90年以上が経過している、歴史のある企業です。ナニワの現在の代表を務めているのが、代表取締役の今田雅史さんです。これまでの歴史で、様々な物を取り扱ってきました。現在は、レジャー用品やスポーツ用品、家電用品、家庭用品を中心に、住宅設備機器や冷暖房商品、除雪用品、釣り用品、園芸用品、インテリア用品、業務用清掃用品、建築資材などを取り扱っています。

■株式会社ナニワの新しい取り組み
ナニワは、常に新しいことにチャレンジをしている企業です。北海道内の老舗企業の中に置いて、これほどのチャレンジ精神を持っている企業は他にありません。そのチャレンジ精神が最も現れたのが、2004年に行われた、札幌市がコーディネートして開催された、産学官と連携したプロジェクトの「札幌スタイル・デザイン開発プロジェクト」です。ナニワは、このプロジェクトに参加し、「折りたたみ 木のそり」という雪道を歩行する際の補助になりながら、容易に荷物を運ぶことができるアイテムを開発しました。

この「折りたたみ 木のそり」は、2年後の2006年に本格発売され、販売開始からわずか1ヶ月で目標だった500台を完売し話題となりました。翌年から900台に増産しましたが、生産が追い付かない程の人気となっています。

■株式会社ナニワの自社ブランドと現在の活動規模
ナニワでは、これまでの経験や実績を活かし、自社製品の開発に積極的に取り組んでいます。2021年現在において、アウトドア用品のNorth Eagle(ノースイーグル)、パークゴルフ用品のBIRTH(バース)という2つのオリジナルブランドを展開しています。これらのオリジナルブランドは、取引先メーカーと競合しないように、価格帯やラインナップをずらして販売しています。

ナニワの札幌本社は、北海道札幌市の白石区流通センター1丁目にあります。支店は、東京と大阪の2つ、営業所は、函館、北見、福岡の3カ所、物流センターは、埼玉と大阪の2つ、中国に関連会社の寧波浪花国際貿易有限公司を設立しています。寧波浪花国際貿易有限公司は、自社ブランドの企画開発や製造をおこなっている会社です。北海道を拠点としながら、関東、関西、そして中国にまで規模を拡大しています。